VB.net:日時、ミリ秒、フォーマット変換、乱数生成

VB.netプログラミングにおいて、日時やミリ秒の操作、フォーマット変換、乱数生成といった実践的な機能を実現することが必要になる場合があります。このような機能を実現するための基礎知識として、日時やミリ秒の扱い方、フォーマットの指定方法、乱数の生成方法について理解することが重要です。本稿では、VB.netを使用して日時、ミリ秒、フォーマット変換、乱数生成を行うための基本的なテクニックを紹介し、実際的なプログラミングに役立つ知識を提供します。
VB.net:日時、ミリ秒、フォーマット変換、乱数生成の基礎知識
VB.netでは、日時、ミリ秒、フォーマット変換、乱数生成はいずれも重要な機能です。この記事では、これらの機能について基礎知識を網羅します。
VB.netでの日時操作の基礎
VB.netでは、日時操作はDateTime構文を使用して行います。DateTime構文では、年、月、日、時、分、秒、ミリ秒を指定することができます。例えば、以下のコードでは、現在の日時を取得しています。 Dim now As DateTime = DateTime.Now
ミリ秒の操作
VB.netでは、ミリ秒の操作にはTimeSpan構文を使用します。TimeSpan構文では、ミリ秒単位での時間の指定や計算を行うことができます。例えば、以下のコードでは、2分30秒をTimeSpanに指定しています。 Dim ts As TimeSpan = New TimeSpan(0, 2, 30, 0)
VB2019 Math.Round:四捨五入されない現象の解説| メソッド | 説明 |
|---|---|
| TimeSpan.FromMilliseconds | ミリ秒からTimeSpanに変換 |
| TimeSpan.FromSeconds | 秒からTimeSpanに変換 |
| TimeSpan.FromMinutes | 分からTimeSpanに変換 |
フォーマット変換の方法
VB.netでは、日時や数字を任意のフォーマットに変換することができます。例えば、以下のコードでは、現在の日時を「YYYY/MM/DD HH:mm:ss」フォーマットに変換しています。 Dim now As DateTime = DateTime.Now Dim formatString As String = yyyy/MM/dd HH:mm:ss Dim formattedString As String = now.ToString(formatString)
| フォーマット指定子 | 説明 |
|---|---|
| yyyy | 西暦年(4桁) |
| MM | 月(01-12) |
| dd | 日(01-31) |
乱数生成の方法
VB.netでは、乱数生成にはRandomクラスを使用します。Randomクラスでは、整数や浮動小数点数の乱数を生成することができます。例えば、以下のコードでは、0から100までの整数乱数を生成しています。 Dim rand As New Random Dim randomNumber As Integer = rand.Next(0, 100)
VB.netでの日時計算の例
VB.netでは、日時計算にはDateTime構文とTimeSpan構文を組み合わせて使用します。例えば、以下のコードでは、現在の日時から2時間30分後の日時を取得しています。 Dim now As DateTime = DateTime.Now Dim ts As TimeSpan = New TimeSpan(2, 30, 0) Dim futureDate As DateTime = now.Add(ts)
よくある質問
VB.NETで、現在の日時をミリ秒単位で取得するにはどうすればいいのか。
現在の日時をミリ秒単位で取得するために、DateTime.Nowプロパティーを使用することができます。DateTime.Nowは、現在の日時を返すプロパティーですが、ミリ秒単位での取得にはDateTime.Now.Ticksを使用する必要があります。DateTime.Now.Ticksは、現在の日時をティック単位で取得するプロパティーで、ティックは100ナノ秒単位の時間を表します。ミリ秒単位に変換するには、ティックを TimeSpan.FromTicksメソッドに渡し、ミリ秒単位に変換することができます。
VBA Picturesクラス Formulaプロパティ:変数設定の注意点VB.NETで、フォーマット文字列/yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fffを使用して日時を文字列に変換するにはどうすればいいのか。
フォーマット文字列/yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fffを使用して日時を文字列に変換するには、DateTime.ToStringメソッドを使用することができます。DateTime.ToStringメソッドには、フォーマット文字列を指定することができます。このメソッドを使用することで、日時を指定されたフォーマット文字列に基づいて文字列に変換することができます。例えば、DateTime.Now.ToString(yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fff)と指定することで、現在の日時を/yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fffフォーマット文字列に基づいて文字列に変換することができます。
VB.NETで、乱数を生成するにはどうすればいいのか。
VB.NETで乱数を生成するには、Randomクラスを使用することができます。Randomクラスは、乱数を生成するためのクラスで、インスタンスを生成することで乱数を生成することができます。Randomクラスには、Nextメソッドが用意されており、これを使用することで乱数を生成することができます。例えば、Dim rnd As New Random()と指定することで、乱数を生成するためのインスタンスを生成し、rnd.Next(1, 100)と指定することで、1から100の間の乱数を生成することができます。
VB.NETで、ミリ秒単位の乱数を生成するにはどうすればいいのか。
VB.NETでミリ秒単位の乱数を生成するには、RandomクラスとDateTime.Now.Millisecondプロパティーを組み合わせて使用することができます。DateTime.Now.Millisecondプロパティーは、現在のミリ秒を取得するプロパティーです。このプロパティーを使用して、ミリ秒単位の乱数を生成することができます。例えば、Dim rnd As New Random(DateTime.Now.Millisecond)と指定することで、現在のミリ秒をシード値として乱数を生成することができます。






